4月19日の話と語学学校Colon

どうもアキです。

 

今日は4月19日金曜日。今日から4日間イースター休暇でスーパーやパン屋さん、学校等4連休に入るそうです。町中うさぎの形をしたチョコや置物がたくさん溢れております。でもなにやら明日土曜日だけはレストランはオープンするようで一日中混んでいるらしいです。

 

イースターなど別に狙っていないんですが今日でWGの契約が終了し、朝から新たな場所へと移動をする日でした。というのも昨日でColonでの12週間に及ぶドイツ語初級コースが修了したので、それに伴って学校斡旋のWGも契約が終了したってだけなんですけど。

今日から1週間だけ学校で知り合った韓国人の女の子の家に住まわせてもらいます。さてここで自分は男なので色々考えることがあって幾度も「本当にいいの?」と聞きましたが答えは常に「Natülich!Kein Problem!」と。男として断る理由もないし、まず新しく滞在するホステルも探してなかったのでお言葉に甘えさせてもらおうと、今日引っ越してきました。

 

本当はこのタイミングでハンブルグから別の都市に移動する予定だったのですがビザの完成を待たなくてはならず、まだハンブルグにいなくてはならなかったのです。まあもしビザができていたとしてもここに引っ越していたとは思うんですが。

 

ホーホリビザ取得については他記事でまとめて書こうと思います。

 

ということでここで語学学校Colon Hamburgについてと韓国人の女の子Minについて少し書いていきます。

Colonで12週間ドイツ語初級コースに通ったわけですがかなり良かったです。

初級コースということでA1のテストに受かるようにするための教科書と内容でのスタートでした。

大学でドイツ語Ⅰ,Ⅱを履修し独学でもたまにドイツ語の勉強をしていました。それに渡独は今回で2度目。格変化や簡単な文法の基礎の基礎は理解していました。なのでA1クラスかA2コースのどちらにしようかかなり悩みました。ですがA1コースからにして大正解。ドイツ語をドイツ語で習うと日本の大学で日本語に訳しながら勉強していくあれとは全くの別物です。理解をする上で日本語に訳すという作業はとても大切なことですがそれはあとで家に帰ってからとか、単語帳を作ってみたりなどいくらでもやりようはあります。

同じクラスになった人たちはもちろん多国籍でギリシャポルトガルブルガリアアルバニア・トルコ・アメリカ・ベネズエラ・ブラジルそして日本。まず小さな教室にこれだけの国の人がいる経験というのもなかなか無いのではないでしょうか。向こうではスペイン語が、はたまたこっちではギリシャ語が、そしてときおり英語もといった具合に見事に多言語が飛び交っています。

最初はIch heiß〜やIch komme aus〜などドイツ語の勉強をしたことがある人ならわかると思いますが本当に初歩の初歩からの始まりでした。そしてわからないとこは英語で説明してくれるんですありがたいことに。初めて英語は世界共通言語なのだと痛感しました。スマホで調べるしかないですよねこうなると。技術の進歩万歳。

ここで少しドイツ語の勉強をしていて良かったなと思いました。ドイツ語力1はあったのでなんとか授業について行くことができました。

 

1ヶ月もするとだんだん耳も頭も慣れてきて先生の言っていることも2割くらい理解できるようになります。全く言っていることがわからない状態からの2割ですからね。もうそれだけで自身がつきます。こういうのはモチベーションが全てですからね。

レストランでの注文の仕方や会計の仕方など日常ですぐ使える言葉を習うとやっぱり使いたくなるじゃないですか、使いましたすぐ。そして見事撃沈。まず数字が聞き取れない。コーヒーやパンを買うと当然ながらお金を払わないといけませんよね。いくらのかまったく聞き取れない。なので小銭が減らないのなんの。財布がパンパンになってくんですよね。なかなか笑えますよこの状況。

 

一回そういうことがあると億劫になってしまうんですよね。そうなると自ずと簡単に食べれるものを買うようになります。日本ではみたことのないマックのタッチパネル式の自動注文機、REWEやEDEKAで食料品を買って家で食べるなど。後者は安上がりなのでいいんですけどね。

 

そして2ヶ月とちょっと経ってからクラスにたくさんの新しいクラスメートが増えまして、ほとんどが中国から来た子。そしてなぜかみんな音楽の勉強をしにドイツに来たと。流行っているんでしょうか、それとも音楽の勉強をするならドイツをはじめヨーロッパへ行けというような教育でも受けているのでしょうか。結局最後まで答えはわからずじまいでしたが。

そしてその時にたまたま隣に座ったのが韓国から来たMinになるわけです。全く物怖じしない性格なのかすごいテンションの高い子だなーと思ったのが第一印象です。今までこのクラスは暗い重い空気が流れていたので新しい風が吹いたような感覚でした。

ガツガツ色々なことをドイツ語で話しかけてくるのでもちろん無視するわけもいかず、頭をフルに回し様々な話をしていきました。

ふとした流れで「僕のスマホはドイツではまだ使えないんだ」というと「明日一緒に契約しにいきましょ」ということでその翌日彼女の友達と一緒に近くのVodafonに行き契約を済ましました。

それからというものInstagramのDMから始まりこれじゃあめんどくさいからとWhats Appを使いいろいろ話す日々が始まりました。

一緒に途中授業を抜け出して近くのカフェで一緒に勉強してみたり、ご飯を食べに行ったり、韓国の教会で音楽の練習するから一緒に行こうと言われ行ってみたりと、もっと早くに出会っていたかったなといのが本音です。だって楽しかったから。

次住むところ決まってないんだよねーと軽い感じでいうと私の家来たら?と部屋も余ってるしと。これはと思いましたがその日は答えをあやふやにし別れ後日頼むとあっさりOK。今に至ります。

 

 

そして今の状況を説明すると日本でいうところ1Kの部屋に一人です。見事に一人です。スマホの回線の契約の時にいた彼の部屋らしく自由につかっていいわよと。私たちは私のアパートに住むから気にしないでと。

そりゃそうですよね。頭から冷水をぶっかけられたような気持ちになりましたが感謝を述べ別れました。

 

今日から完全ノープランの毎日が始まります。やらなくてはいけないこともなく行かなければいけない場所もありません。どう過ごすも自由です。

ついに始まりました自分で自分を見極める旅が。楽しみと不安半々ですが楽しまないと損だと思っているので、恐れずいろいろやってみたいと思います。

 

自分に同情するな

 

 

それではまたTschüss!!